fall work dress
秋が始まりました。
日中はまだ残暑が激しいですが、
生活の所々で秋の雰囲気を感じますね。
今日みたいな涼しげな日は特に。
夏服にマンネリズムを感じてる方も多いでしょう。
僕もここぞとばかりに長袖を羽織って出掛けでいます。
今日はそんな新しい季節をいち早く迎えられる服。
1930's BIBB CLOTH "DEAD STOCK, Cotton Work Trouser"
とても古いストライプのワークパンツ。
4色という多色使いでありながら、プリントではなく織柄という作り込みの高さ。
メーカーはマイナーですが、それだけでプライドが見えます。
ワークウェアにおけるストライプやヒッコリーといった類のパターンは、
本来、汚れを目立たたせず長く使用する為に施されたもの。
そういった労働者の為に凝った柄を使うメーカーも珍しく、
だからこそ現代ではお洒落として扱える一本。
股下にはマチが取られ、ワークウェアとしての機能性も十分。
ボタンフライのフロントやサイドアジャスター。
少し傾斜したバックポケット。
しっかりと年代の深さを感じられるディテールの数々。
程よい太さでスッと落ちるシルエット。
下手な野暮ったさがないのも現代では魅力的です。
柔らかなコットン感の強い生地ですので、
通年で履いて頂けるかと思います。
デッドストックというところが何よりもおすすめしたい理由。
ワークウェアを洗練された秋の装いに昇華させてくれます。
作りも良く、珍しい。
新しい季節へ向けて、凝ったボトムスをお探しの方は是非。
P.S
先日は日本科学未来館で行われている
「デザインあ展」なるものに。
子供でも楽しめるコンセプト、
小山田圭吾さんの音楽、素晴らしかったです。